るりたかブログ

家族のこと、仕事のことなど、日々のアレコレを記録に残そうと思っています。

バングラデシュ人を短期滞在ビザで日本に呼びたい!

バングラデシュの義母と義弟を親族・知人ビザで招へいする際の私の覚え書きとして、また、バングラデシュ人の彼氏や彼女、あるいは親族などを日本に招へいしたい人のために、少しでもお役に立てればと思い、覚え書きを残しておきたいと思います。

 

《短期滞在とは》

「観光、商用、知人・親族訪問等90日以内の滞在で報酬を得る活動をしない場合」

と定められています。

観光ビザ、短期商用ビザ、親族・知人訪問ビザがあり、これらを称して短期滞在ビザといいます。

 

短期滞在の場合、基本的に面接はありません。

書類審査のみですので、

 

「書類不備のせいで許可が下りなかった」

 

なんて事がないよう準備してください。

 

 

《手続きの流れ》

招へい側(日本側)で書類を準備→

ビザ申請人(バングラデシュ人)に送付→

バングラデシュ日本大使館に必要書類を揃えて提出(すぐに書類のチェック、追加書類があれば教えてくれます)→

追加書類があれば、追加書類を用意して再び在バングラデシュ日本大使館に提出→

指定日(約1週間後)にパスポート返却(ビザの許可/不許可がわかります)  

という流れです。

 

バングラデシュの場合、必要書類が出来上がるまでけっこうな時間を要します。

「早くやって欲しければチップをよこしな」と思っているのかどうかはわかりませんが、日本であればその日のうちに出来そうなことでも、バングラデシュでは難癖をつけて先延ばしにされることが多いような気がします。

 

なので、ビザ申請人(バングラデシュ人)は早めの準備をお勧めします。

とはいっても、全ての書類は発行日から

 

3ヶ月以内

 

のものを提出しなければならないので、あまり早すぎてもダメです。

 

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《必要書類 》

申請人(バングラデシュ人)が用意するもの

①パスポート
②ビザ(査証)申請書 

・外務省HPにフォーマットがあります。大使館にも置いてあります。

③申請用写真1枚 4.5cm×4.5cm
④出生証明書
⑤預金残高証明書および所得証明書
・日本での滞在費を一部でも負担する場合に必要です。

往復の航空便または船便の予約表

片道だけでは「不法滞在するつもりでは?」と疑われ許可がおりません。必ず往復の予約をしてください。

 

招へい人(日本側)が用意するもの

下記の①〜③まで、外務省のHPにフォーマットあります。

身元保証

・保証人が2人いる場合は2枚必要です。

②招へい理由書

・日本に呼ぶ理由を書きます。

③滞在予定表

・あくまでも予定なので、この通りに行動する必要はありません。

④住民票(世帯全員分)

⑤所得証明書または総所得額の記載がある納税証明書・確定申告書の控え・預金残高証明書のいずれか1点(源泉徴収票は不可)
身元保証人が外国人の滞在費を一部または全額負担する場合に必要です。
⑥戸籍謄本

・親族訪問の場合のみ必要です。

⑦婚姻証明書

・既婚者のみ必要です。

⑧知人関係を証明できるもの

・知人訪問の場合のみ必要です。

例)メール履歴、通話履歴、一緒に写っている写真、バングラデシュ滞在時の出入国スタンプがあるページのコピーなど

 

 

上記が基本書類になります。なお、返却不可です。

 

これだけでも結構な量ですが、うちの場合、念には念を入れて、

 

身元保証人のパスポート(顔写真のページ&バングラデシュへの出入国スタンプがあるページ)のコピー

②招へい経緯書別紙

招へい理由書にも記載欄がありますが、それだけでは思いは伝わりにくいです。招へい者(日本側)の自己紹介から始まり、ビザ申請者との関係性やなぜ日本に招へいしたいのかを審査官に伝わるように思いを込めて書きます。

③在職証明書←結果、不要で返却されました💦

④いずれか1点となっていますが、納税証明書&預金残高証明書の両方を準備しました。

というのも私は産休育休を取っていたため、所得が異常に少なかったのです💦

 

 

これらの書類を準備してバングラデシュに送りました。

そろそろ届いた頃かな?と思っていると義弟くんからメールがが届き「大使館の職員に "ここ3ヶ月間の預金取引明細書を追加提出するように言われた" ので送って欲しい」とのことでした。

つまり、◯月◯日に預金△円、◯月◯日電気代△円引き落としなど、銀行との取引が詳細に書かれている書類を追加で必要とのことです。

 

「納税証明書と預金残高証明書も添付したのに…」と思いつつ、

「所得があまりにも少ないのに預金残高があるのはおかしい!誰かから一時的に借りて自分の口座に入金し、預金があると見せかけたに違いない!」と思ったんでしょうね💦

 

実際にバングラデシュではそうやって預金があるように見せかける人がよくいます。

 

「預金取引明細書」は、預貯金をしている銀行で発行してくれます。

 

預金残高証明書を発行してもらい、それをPDFでメールに添付して送りました。

もっといい方法があったのかもしれませんが、私はそういうことに詳しくないので、メールに添付する以外の方法が思いつきませんでした。

 

ようやく無事に追加書類も大使館に提出し、その際に次回の出頭日時が書かれた紙を渡されます。

 

指定された日時に大使館に出向き、ようやくパスポートが返却されます。

 

ドキドキ😰

 

緊張の一瞬です!

 

 

 

パンパカパーン🎉

 

晴れて90日のビザを手に入れることができました!!

ありがとうございます!

 

ビザ申請手続きを行政書士に頼むという方法もありますが、時間に余裕のある方は自分でやった方が勉強にもなりますし余計なお金もかからずに済みますよ。

 

 

《補足》

バングラデシュ日本大使館の開館日時は大使館ホームページをご覧ください。

開館日であっても、書類の受付は午前中、パスポートの返却は午後からと決まっていますのでご注意ください。

 

複数人で同時に申請する場合は、代表者1名が全員分の書類を提出しても大丈夫ですが(書類提出時に申請者全員で大使館に出向く必要はないです)、パスポート返却の際は本人が行かなくてはならないので、申請者全員で大使館に出向く必要があります。

 

また、大使館の建物外(出入り口付近)で入館料やビザ手数料を支払うように言ってくる人がいますが、それは大使館の職員でも何でもない一般人ですので、間違って支払わないようにしてください。

ビザの手数料は、ビザを申請して許可が出た場合にのみ職員に支払います。

 

また、パスポートを返納してもらい大使館から出た後も「どうだった?ビザもらえたか?」「わからないんなら俺が教えてやるよ」とパスポートをチェックして教えてくれる親切な人もいますが、お金を取られることもありますので要注意です。